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2010.01.24

かぞくのじかん

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「かぞくのじかん」という雑誌が婦人の友社からでていることを最近知りました。
ここの出版社から出ている「羽仁もと子案 家計簿」は創刊106年目のロングセラーで、私も2001年からつけはじめています。

非常に硬派でまじめですが、家事・家計について長年の研究・実践の蓄積がありここの出版物を読むといつも「なるほど~」とうなってしまうのです。

幼児・小学生を持つお母さん、お父さん。子育てを取り巻く環境をよくしたいと願うすべての人に。

特集:
引き出しひとつからはじめるシンプルライフ 2009年夏号
お金をかけずに豊かに暮らす50の習慣 2009年秋号
いま身に着けたいテキパキ家事のこつ 2009年冬号

タイトルをみるだけで、「読んでみた~~イ」となりませんか(笑)。
エコロジー&シンプルライフをずっ~~~と前から実践してきた友の会ですから、思わず3冊大人買いしてしまいました。
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2009.10.10

おいしいヒミツ

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おいしいヒミツ 高橋みどり著 メディアファクトリー刊

この前友達の家に遊びに行ったとき、トイレにこの本が置いてあった。
よくみたられいこさんが載ってて、貸してもらったので、わくわくしながら読んだ。

そういえば、この本612にもさりげなく置いてあったことを今思い出した。

高橋みどりさんはスタイリストで612教室の生徒でもあった人。
人気の料理研究家5人をとりあげ、それぞれに「あなたにとって食事とは?」「おいしいとはなんですか?」と尋ねている。写真もきれいだし、それぞれの方のレシピも載っている。

バックグラウンドも違うし、答えもみんな違う。
それが面白いな、と思った。

れいこさんのように素材に徹底的にこだわるひともいれば、食事を特別なものとしたくないので普通のスーパーで買える素材にする、という答えのひともいる。

みんな、違う。受け取る側の私達も、それぞれ違う。
私は選択肢がいろいろあるのは、幸せなことだと思う。

あとはそれぞれが自分に合うものを、心をこめて探していけばいい。

2009.09.09

ヴィロンの妻

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ちょうど1週間くらい前に、斜陽と人間失格を読みました。
今年は太宰治の生誕100年になるそうです。

はじめて太宰を読んだのですが、繊細な感性を持った男が世の中に順応できず、あちこちで齟齬をおこしてしまう。手のひらにのせた砂がこぼれていくように、少しずつ少しずついろんなものをなくしていき、最後は全て無くしてしまい、死か精神病院か、アルコールか薬物中毒か。。。というどっぷりと人生の閉塞感を味わえます(笑)。

そんな人間の哀れさ、悲しさをよく描いています。
そして男と女の決定的な違いもよく描かれています。
これは見事です。

映画になった「ヴィロンの妻」も読みましたが、この主人公がけなげでね。。。
泣けますよ。切なくて。
夫がほんと、ばかなんだ。ばかでどうしようもない男なんだ。
酒と女と借金と、だらしなくてね。
それでも離れられなくて、生きていかなければならないし。
最後はとても悲惨な目にあうんだけど、
「生きてさえいればいいわ。。。」と「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ並のポジティブさと諦観で終わるのです。

映画も見てみたいな。

2009.07.02

なぜ粗食が体にいいのか

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なぜ粗食が体にいいのか 食生活ここだけは変えなさい 幕内秀夫 帯津良一 著 知的生き方文庫 三笠書房 

幕内秀夫氏は管理栄養士で長年民間食療法の研究をされていて、現在はいくつもの病院で患者さんに食事指導をしたり、病気や健康に役立つ実践的な食療法の第一人者として新聞・雑誌などでも活躍されています。彼の食指導に関しては米を食べること、水・調味料・素材にこだわること、カロリーや塩分、栄養のバランスなどにこだわりすぎないこと、などどれをとっても特別なことではなく、まっとうな、当たり前のことです。

ただここにたどりつくまでの日々の研鑽、努力、実践に関しては涙がでるほどのものがあります。10年間は食療法の世界にどっぷりつかり何が正しくて、何が間違っているかを探ると決心し、山ほどの本を読み、いいといわれるものは自分で実践してきました。(尿療法にも涙ながらにトライして、半年ほど実践して断念したそう。)そして悩んで、つまづいて、迷って、最後にたどりついた結論が「道の真ん中を歩く」「正しい食生活なんてわからない。間違わなけれはいいんだ」ということ、つまり当たり前の中にこそ正解があるのだということ。

マクロバイオティックだのゲルソンだのは、むろん効く人には効きます。ただあまりにも制限があるので本当に続けられるのは1000人中3人くらいだし、長く続けると栄養失調になったり体に悪影響が起きると彼は主張します。それは実際に現場で患者さんと接している彼こその説得力のある見解だと思います。

物事を公平に見ていて、患者さん本意な点にも好感がもてました。

ホリスティック
ホリスティック医学入門 がん治療に残された無限の可能性 帯津 良一著 角川書店

帯津先生は外科医として、半世紀近くもガン治療とかかわってきました。そのなかで西洋医学の限界を感じ、しかし、西洋医学を否定しない代替療法を模索し、西洋医学と民間療法、代替療法の融合を唱えてきました。人間をまるごと診る、心、体、生命をまるごととらえるというホリスティック医学を志しているそうです。

先生は、正直かなりいっちゃってる人だなあと思いましたが(笑)、とても魅力的な人です。
生と死を長年見つめてきた人のことばはとても深いものがあります。かなりおすすめです。


2009.07.02

チベット死者の書

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ジブリ学術ライブラリー NHKスペシャル チベット死者の書 のDVDを見ました。

以前NHKスペシャルで放映したもので、あのスタジオジブリご推薦のものです。
チベット仏教に伝わる死者の書とは埋蔵経で、一度は失われたものの、それが必要となったときに発見されるだろう、と予言されていました。チベットでは死者は悟りをひらいて輪廻の輪から外れない限りは49日で再生されると考えられており、その際死者が道を誤らないように49日間毎日この経典が読まれます。死と生は表裏一体であり、この世とあの世は隔絶されているのではなく、続いていると考えるチベット仏教の考え方は私には受け入れられるものです。

このDVDでは、人が亡くなってから49日を迎えるまでをドキュメンタリー形式で再現しており興味深かったです。チベットの文化なども丁寧に紹介されていました。ちなみにナレーターは最近亡くなられた緒方拳さんでした。



 

2009.04.26

悼む人

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「この方は誰に愛されたのでしょうか。そして誰を愛したのでしょうか。どんなことで人に感謝されましたか。」
亡くなってしまった人を彼がいつまでも覚えているために、周囲の人に投げかける質問だ。

主人公の坂築静人は亡くなった人を悼むために全国を放浪している。殺人事件、自殺、事故、病気。。。、死因は問わない。死という事実の前に平等に、優劣なくその人間を悼むのだ。世間では殺されて当然と思われる人間にさえも。

一気に読んでしまった。
午後9時半頃から読み始めて、もう少し、もう少しと夜中の2時半まで。
主人公の坂築静人とともに永い永い旅を終えた気分。

この小説では、静人の家族や彼の悼む行為をみて興味を持った人々が静人を中心にして響きあっている。心を深く閉ざしていた新聞記者、夫殺しの女、癌で余命少ない母親、など。

人生とは自分以外で代替のきかないささやかな場所をつくることができれば、十分に幸福で成功した人生だと思う。それは静人の問いにも共通する。一見平凡に見える風景は、奇跡なのだと。

そして、出逢いは人を大きく変える。新聞記者蒔野が変わったように。
人は大きな見えない力に操られながら、懸命に手探りで生きているのだ。

深い余韻を残してます。

悼む人 天童荒太著 文藝春秋社

2009.02.11

私の保存食手帖

テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ
この前図書館で借りた本ですが、

私の保存食手帖 飛田 和緒著 ESSEの本

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季節に合わせた保存食がきれいな写真や手順とともに載っています。

どれも簡単そうで、思わず、「やってみよう!」と思ってしまう。
そんな本です。

この本にいくらの醤油漬けも載っていて、生筋子を50度のお湯でほぐす、とあり私だけじゃないんだーとほっとしました。
というのは、私もいつも50度ちかくのお湯でほぐしていたのですが、先日義母にいったら
「すじこは水でほぐすもの。鮮度が落ちるでしょ」と目をむかれてしまいました。

でもお湯だと、面白いようにあっという間にほぐれるんですよー。味もさほど変わらないです。
ちょっと粒が硬くはなります。
鮮度が落ちた分早く食べきるようにしたほうがいいと思うけど、手軽にできたほうが楽しいですよね。

この本をよんで、いろんな保存食に挑戦したくなりました。

2009.02.08

最近の読書

お久しぶりです。あっという間に2月に入りましたね。

最近読んだ本の紹介。

転生 古代エジプトから蘇った女考古学者 ジョナサン・コット著 田中真知訳 新潮社
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輪廻転生ということを受け入れられる人には、とても興味深い内容の本。
古代エジプトで神殿に仕える巫女だったベントレシャイトは、時の王様セティ1世と道ならぬ恋に落ちてしまう。身ごもった彼女は当然神に仕えるものとしてその罪を贖わなければならず、処刑される。
残されたセティ1世も同様に苦しみ死後もさまよい、罪を贖い、彼女を思い続けた。
そして、長い長い時を経て、ふたりは再び出会うことができた。。。
生まれ変わった体と、霊体として。

それにしても、罪を贖う、ということはなんてたいへんなことなのだろう。
心から反省し、気の遠くなるような時を重ねなければ、そして肉体をもって強靭な精神で苦難を乗り越えなければ、実践しなければ不可能なのだ。そこに安易な解決方法はない。

20世紀前半にイギリス人として生まれ変わったドロシー・イーディーは古代エジプト人の精神を持ちながらも、現実の人生も精一杯彼女らしく、彼女にしかできないやり方で生き抜いた。

そこが何よりも素晴らしいと思う。

 
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素顔のダライ・ラマ ビクター・チャン著 春秋社

人間にとって、「赦し」とはどれほど困難でしかも尊い心のはたらきなのか、ということをこれほど教えてくれた本はない。

正直私はニュースで見かけるチベット問題以上に、ダライ・ラマのこともチベット仏教のこともほとんど知らなかった。
そんなゼロの状態でこの本を手にとった。

チベットが抱える困難、苦悩がこの本を読んでよくわかった。そして、どれだけひどい事をされても、暴力や憎しみに訴えないこの仏教徒たちの姿に感動した。涙が流れた。

またダライ・ラマの考える「空」についての概念と私の考える「空」についての概念が一致していたことがうれしかった。

そして、最後に小さなシンクロが。

ダライ・ラマ14世は太陽の紋章が白い魔法使い。私も白い魔法使い。

ちょっとハッピー(笑)。

2008.12.12

仏像のひみつ

仏像のひみつ

本の話題が続きますが、仏像についての本です。
この本は東京国立博物館に24年間勤めた仏像彫刻の専門家が、初心者向けにテクニカルタームなしに仏像彫刻を鑑賞する方法を紹介してくれている本です。

子供に語りかけるように、やさしく、教えてくれます。
でも内容はどうして、とても充実しています。
「伝説の仏像本」をめざして作られたそうです。

あとがきに、この本ができあがる1ヶ月前に奥様が急逝されたとあり、思わずほろり。
どうぞ、奥様にたくさんの仏さまのご加護がありますように。。。

仏像のひみつ 山本 勉著 朝日新聞社

2008.12.12

食品の裏側 みんな大好きな食品添加物

食品
食品の裏側 みんな大好きな食品添加物 安部 司著 東洋経済新報社

元食品添加物商社のトップセールスマンだった著者が明かす、添加物の世界の情報公開本です。

私達の世界は、今便利さと引き換えに添加物にまみれた食べ物であふれています。
普通に生活していく限り、避けることは不可能です。それくらい、見えないところでは浸透しているのです。一説には日本人が1年で取る食品添加物の平均は4キロといわれています。

コンビニ・スーパーで手に入るお弁当や加工食品類はもちろん入ってますし、調味料類などもそうです。これは、安さ、便利さの代償です。

著者は、添加物を完全に除去するのは不可能だが、その光の部分(手軽さ、便利さ)を認めたうえで選択することを提案します。上手に付き合うということです。

たとえば、疲れてるときにコンビニでお弁当を買うのは仕方ないけど、翌日は手作りするなど。
また、食品を買うときは必ず裏の表示を確認する、加工度の低いものを選ぶ、安いものには理由があるので、とびつかない。。。などなど。

当たり前のことなのですが、意識をしないと知らず知らずのうちに添加物を毎日てんこ盛りたべてしまうことになります。

またさらに恐ろしいのは日本の食文化の崩壊ということです。
添加物は基本的に塩・化学調味料・たんぱく加水分解物らのうまみがベースで、あとは風味付けのエキスや香料を加えるだけで、自在にどのような味も作り出せるのです。

ですから極端にいうと、加工食品はもとは全部同じ味であるといえるのです。
これは怖いことですよ。味覚が破壊されてしまいます。そういうものしか、おいしいと思えなくなってしまうのです。

ちょうど先週、食育がテーマの講演会を聞いてきたところでした。著者も日本の未来を憂いています。きちんとしたものを食べさせるには、本当に手間が要ります。
虫がついた野菜を丁寧に洗って、食べれるようにして、だしをとって、煮炊きして。。。
毎日のことです。でも、食は人間の基本だと思います。ジャンクなものばかり食べていると、心がしおれてきます。大切に大切に、愛情をかけて作ったものは食べたら消えてしまうけど、その記憶は体が覚えています。

できるかぎり、の背中を子供たちには見せていきたいです。
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