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2008.01.28

そうか、もう君はいないのか

20080128004706


城山三郎さんといえば、硬派な作家として知られているが、印象的な横顔のポートレートと、タイトルにひかれて買ってしまった。

仲の良いご夫婦だったらしい。若い時の衝撃的な出会いを経て、結婚。
その後、子供を持ち、亡くし、親御さんを看取り、ふたたび夫婦ふたりだけの生活をはじめてしばらくたったころ最愛の妻が癌に。。。

妻が亡くなった後、彼はそれを受け入れられなかった。通夜も告別式も拒否した。
妻と過ごした家にも帰れなくなった。思い出がありすぎて辛かったのだろう。
仕事場で暮らすようになった。深い絶望と悲しみの中で不眠となった。

そんな生活がしばらく続き、ある日妻が夢枕にたつ。
「私のこと、書いてくださるって。うれしいわ。」
城山氏が亡くなる半年程前から、本腰を入れて書き始めたそうだ。
そして、ほぼ書き終えたころ、まるで奥さんに「ご苦労様、よくがんばったわねえ」といわれるかのように、連れて行かれたそうだ。
その最後、とても美しい満足したような微笑で彼は逝った。

本の中で、彼は詩を書いている。

夜更けめざめると、不気味に規則的な目覚まし時計の秒針の音。
ふと傍らをみると聞きなれた規則的な寝息。
ほっと安心し、その背中をみつめ再び眠りにつく。
50億の中でただひとり「おい」と呼べる人の眠りをさまたげないように、静かに、感謝をしながら。。。
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COMMENT

そうですね

ちょくちょく遊びに来ます。継続してアップ感服します。私も頑張ります。もう寒くなってきたので体に気をつけて下さい。またよらせて頂きます。

2008.11.11 | URL | #- [ 編集 ]

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