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2006.03.07

認知症の介護のために知っておきたい大切なこと

テーマ:介護 - ジャンル:福祉・ボランティア
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この本を知ったのはPerro Verdeさんのブログだった。彼女は通訳・翻訳業の方でいつも面白い語り口で楽しませてくれる。また、毎月ご自分の読まれた本の感想を書いているのだが、ときどき私の趣味とあう本があってあれこれコメントしておしゃべりさせてもらっている。

その彼女がはじめて翻訳された本。いろんなご縁があって、出版することができたそうだ。

認知症の介護のために知っておきたい大切なこと
パーソンセンタードケア入門
トム・キットウッド&キャスリーン・ブレディン著
高橋誠一監訳 寺田真理子訳 筒井書房

私事だが、4年前に祖母が亡くなった。祖父亡き後、横浜でひとり暮らしをしていたが、病気で入院し退院後様子がおかしくなった。認知症そっくりの行動が出始めたのだ。とてもひとりにしておけないと実家で引き取ったが、問題行動続出で母はたいへん苦労した。昼夜を問わずの徘徊、幻覚をみて騒ぐ、母の顔もわからなくなる、などなど。私は当時青森にいて母の助けもしてやれなかったが、認知症についての本を読み漁り、毎日電話で母にこうしたほうがいい、とかこうしないほうがいいとかを伝えた。(介護者は一番情報が欲しいのだが、実際認知症の人間のケアをしているととても本を読んだり調べ物をしたりしている時間がないのが実情だ。この本は薄いし、読みやすいのでその点でも困っている人たちには助けになると思う。)

結局祖母の行動は薬の多用によるもので、本当の認知症ではなかった。薬を止めたら正気に戻った。家族は大喜び。でもその1ヶ月半は本当に辛かった・・と今でも母はいう。そのことから私は介護や老人問題を同年代の方よりは身近に感じていると思う。弟も介護関係の仕事にいった。少なからず影響を与えるのだ。家族にケアされる人がいるということは。

この本の一番素敵なところは、やはりケアされる人を中心に、尊重しているところ。誰でも自分はたったひとりの大切な存在として、いつまでも扱われたいのだ。たとえ知力が衰えても。やさしくされればうれしいし、冷たくされれば悲しい。そうやってひとりひとりに寄り添っているところがとてもいい。

実際には日本の介護の現場ではまだまだその域には達していないと思う。現場で働く人間はその矛盾を抱えながらも、懸命に試行錯誤している。いつか、10年後くらいにでも、この本に書いてあることがすべて当たり前になっているといいな。いや、きっとなると思う。みんな、何かおかしいと気づいて、変えたいと思っている。この本がそういうきっかけになるといいね。
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COMMENT

認知症

うちのおじいちゃんも大変だったよ、ちょっと前は。
夜中に徘徊するし、大騒ぎするし。

認知症の人への介護って本から学ぶんだろうか。
除々に時間をかけて症状が悪化していくものだから、みんな経験から学ぶんだよきっと。

本は そういう世話してる人の心のケアをするもんなのかもね。
それにしても、「認知症」って名称、おかしいと思うんだけど。なにを「認知」するっていう意味でつけてんだろう....

2006.03.09 | URL | BABY #- [ 編集 ]

BABYちゃん、

BABYちゃんのおじいちゃんも大変だったんだね。どこのお宅でもそういう問題を抱えているのかもね。

認知症という言葉がなぜつけられたのか調べたけど、わからなかったよ。痴呆ということばがよろしくなくて、それに変わって使われだしたと思うんだけど。どなたかご存知のかたがいたら教えてください。

介護者のかたで困っている方にはこの本は助けになると思うよ。単なるマニュアルで終わらない知恵がつまっているから。

2006.03.09 | URL | agathe #- [ 編集 ]

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